ツイステで創作意欲を手にした話

まず、この文章はただの自分語りであることを前提としてお読みください。はてブロ慣れてないのでただただ文章を書き連ねただけ。

 

 

腐女子なのでそう言う話もします。

 

 

1.ツイステにハマった経緯

 

元々熱しやすく冷めやすいタイプで、漫画も今までがっつりはまれたのって2作品くらいしかないし、ソシャゲなんてもってのほかだった。今でもTLで見ない日はないようなものも含めてありとあらゆるゲームを2ヶ月以内にやめていた。だからtwstは私の中でものすごく稀なケースで、毎日欠かさずログインしてる時点で異質。正直怖い。気づいたら人生初の課金までしてた。クレカこわ〜い😣


そもそもの話、私は大学生になったらヲタクをやめる気でいた。Twitterのアニヲタ垢も本当は消すつもりでいた。中学のときにリア垢兼用で作ったもので、復活沼aph沼を泳いできた思い入れのある場所だったが、高校は校則やらなんやら厳しくかなり忙しい部活に入ったのもあって、3年間はロクに稼働していなかった(期間指定して検索してみれば分かるけど1年間で3ツイートとかしてなくて戦慄した。むしろ何の3ツイートだったんだ)

そんな訳で、実を言うとこの3年間でアニヲタ人格がだいぶ息を潜めてしまった。そのまま松沼に浸りつつズルズル引きずったまま大学に進学、と同時にキスマイにどハマり。元々ヲタク気質なのもあって、何にもハマっていなかった私が何かのコンテンツにどハマりするのはまあ当たり前だった。ここで私は別垢を作りそちらを稼働し始めた。次第にこの垢を忘れていった。

 

2年ほどはキスマイ沼でぬくぬくしていた。このはてブロも、見てもらえれば分かると思うが他2件の記事は舞祭組の舞台の感想だ。最高だった……。もちろん今でもゴリゴリのキス担をしている。シングルアルバム円盤、発売のたびに3形態でフラゲしては家でニヤニヤしているしコンサートももう何公演も行った。今年もオーラス含め行く予定だった。そう、だった

今年のコンサートツアーは3月から始まる予定だったのだがコロナ禍で出来るはずもなく。全公演中止となり私も飛行機ホテルをキャンセルして……思い出すだけで泣けてくる。

ただそう、察しの良い方はもうお分かりだろう。これが私がツイステにどハマりした理由のひとつである。

 

供給が一気に無くなった私のトップオブ推し。そんな中ツイステがリリースされた。友人の勧めで事前登録していた私はリリース日にインストール、即始めた。そしたらなんだこれ、は、かっこよくね??????

 

ちょっと待ってくれオープニングの時点でかっこよすぎるだろ元々アニヲタなんだ刺さらない訳がなかった。てか、え?枢さんなの……?(それすら知らなかった)

 

いやしかしそういったゲームは今までもあった。(グリモアも最初はそうだった。)まだわからない、まだ、まだ……

 

わあラギーくんかわいい〜〜〜☺️☺️☺️☺️

 

……あれ?

 

ラギーくんの制服レオナさんのお下がりなんだぁ〜〜〜☺️☺️☺️☺️

 

 

……あれあれ?

 

ちょっとTwitterで調べ……
レオラギ〜〜!!!!

 

 

はい見事な沼落ちでございます。

二次創作に手を出したヲタクはもう無理だ、簡単には抜け出せねえ。

 

2.創作の開始

気づけば私もTwitter上で創作を始めていた。そしてまさかのプチバズりをした。

まあこれは創作というほどの創作でもなく、経緯をみてもらえればわかるがただドルヲタの私が拗らせただけなのである。ちなみにディアソがいないのはカード実装前だったからだ。いつかやりたいなとは思っている。

今までの私といえば、ふぁぼが1件でもくれば万々歳、8件で大感謝祭。今でももちろん1件1件の重みは噛み締めているが、当時はもっと大切に大切に受け止めていた。

そんな私が急に4000ふぁぼも来て衝動を抑えられると思いますか?いやできない。

 

気づけば数年ぶりに筆を取っていた。

 

久しぶりすぎて文章の書き方なんて分からない、見切り発車で正直何が書きたいのかなんて自分でもわかってなかった。でも書きたかった。

気づけば約8000字のレオラギ小説が一本完成していた。

 

今までだって支部に作品を投稿したことはあった。aphに限っては小説も絵も載せていた。でもブクマは0が当たり前。そりゃそうだ面白くなかった。

 

ただこのレオラギは、久しぶりの創作は、思っていた以上に評価された。

正直今読み返すと目も当てられないような拙い文章だ。情景だって一歳目に浮かびやしない。それでも評価してくれる人がいた。内容をちゃんと読んでくれる人がいた。

 

それがなによりも嬉しくて、幸せで。

 

私は今までにないくらい創作にのめり込んでいった。

その日の夜にはレオラギをもう一本載せていた。人生初のR18作品。これも書き方なんて分からないし手探りだったけど、評価をしてもらえたのだ。こんなの初めてだった。純粋に母数が多いからだとかそういう意見だってあるかもしれないけれど、私は評価0件が当たり前の世界を生きていたんだ喜ぶよそりゃあ!!!!

Twitterでも繋がってくれる人が増えて、色んな話をして、私の創作を絵にしてくれる人が現れて、サークルもできて……いつかバチが当たるんじゃないかってくらい幸せなのだ。

 

元々マイナー沼に落ちやすい性格も相まって、私はその後ラギアズ沼に落ちた。ラギブチの式典服パソスト読めば全てが分かります。

そんなこんなで文字書きとしての魂を定着させた私が書かないはずがなく、とりあえず一旦市場調査としてTwitter支部で検索。

 

……いなくね?????

 

Twitterはポツポツいたが正直私が公共の図書館で大騒ぎしているような状態、支部に関しては0件。

だがそこで落ち込む私じゃない。

 

だって私は文字書きだもの!!!!!!!!!!

 

ここで言う1件目がラギアズのことです。R18作品ですが。

 

マイナーだったので評価は期待できないかなと思いつつ、もう衝動で書いてしまったので載せました。

そうしたら、「あなたのお陰でラギアズにハマりました」とかマシュマロをくださる方がいて、ああ書いてよかったな、って。私文字書きしてていいんだなって思えた。

 

創作にのめりこんでからはもっとキャラの解像度を上げようと、自分用に呼称表作ったりユニーク魔法まとめたり、パソスト何回も読み返したりして、必然的にゲーム自体にも更に落ちていった。イベはくるわガチャはくるわで正直金はないが楽しくて仕方ない。オンライン授業中にもツイステの授業回してるのは秘密である。

 

そんな中、もう一つ金がなくなる出来事があった。

 

3.イベント参加

 

10月11日、スパーク。人生初のイベント参加だった。

仲の良いメンバーと前泊もしていざ会場へ。

 

これがイベントの空気か!!

 

入場で少々手こずったが、大尊敬する文字書きさんの本を早速手に入れ、こっそり寄稿していたレオラギプチのアンソロを手にし、ルクフロ屋さんを巡ってルクラギを表紙買いして……。

文字書きなのに語彙力がないのでこうとしか言えないのだが、楽しかった!!!!!

本当に好きな作家さんを目の前にすると言葉が出なかったこと、年齢確認で出した免許証を持つ手が人見知り緊張のせいでクソほど震えたこと、全てがいい思い出である。気づけば帰りの電車賃も危ういくらい買っていたのもいい思い出だ。

 

そして実はこのイベント参加にはとある目的があった。

私は1月10日のインテに初めてサークル参加する。他のメンバーと一緒に、計6人で。みんな初心者だし、下見も兼ねてこのスパークには参加していた。

そしたらもう!早くイベントに出たい欲が抑えきれなくなってしまって!

 

 

こんな感じで着々と準備は進んでいる。メンバー全員で男監受け合同誌(R18)を作り、個人でも一冊ルクフロ本を出す予定である。

 

ここで少し私の今までの境遇の話に戻ってくる。何度も書いたように私は評価0件が当たり前の最弱文字書きだった。当時は本を出すなんて発想自体なかったくらい。

だから、今も、個人で本を出す予定はできたが全く自信などない。誰も買ってくれないんじゃないか、私の文章に需要などないのではないか、そもそも面白いのかこれ?などなど……。

あまり卑下しすぎると評価してくれている方に失礼なのでなるべくポジティブに捉えようとはしているが、やはり人生初なのもあって不安が拭えないのだ。10部刷れば十分かな、と言ってサークルメンバーに諭されたりもした。

そうやって悩んでいたところに、こんなマロが届いたのだ。

(問題あったら消しますごめんなさいマロ主さん)

 

一瞬「ん?何が?」と思う人もいるだろう。だが私は本当に泣きそうなくらい嬉しかった。

前から繋がっていた相互にはもうあらかた声をかけ終わっているし「買うね!」とか言ってもらっている。だから、つまりこのマロは、私が声をかけていないが買おうとしてくれている誰かからのマロなのだ。

私の本を買おうと自ら思ってくれている人がいる。その事実で私はご飯5杯はいける。

書いてもいいんだ、本を出してもいいんだ、私でもイベントに出ていいんだ。

ここ最近ずっと悩んでいたのが嘘のように晴れやかな気持ちになって、私は本気で1冊作り上げることを決意した。実を言うと内容はとっくの昔に決まっている。あとは書くだけなのだ。

部数どうするか、印刷所どこにするか、とかまだまだ考えなくちゃいけないことはたくさんあるけれど、ひとまず誰かが手に取ってくれるのが分かっただけで見切り発車でも進んでいけそうだ。

 

もう一度筆を取ってよかった。

 

 

 

 

special thanks 通販マロくれたあなた様

 

人生初の本、喜んでくれたらいいなあ。